夏期伝道実習
学部4年次と大学院1年次の夏に、約4週間にわたって行われる必修プログラム。学生は全国各地の教会に遣わされ、牧師の指導のもと、説教や聖書研究、祈祷会の奨励など、様々な奉仕をしながら伝道者としての日常を学ぶ。
日本伝道を担う青年の集い
献身を考えている若い世代を対象に、毎年9月の第4土曜日に開催される集い。開会礼拝に始まり、様々なテーマによる分団でのディスカッション、模擬授業、先輩伝道者の「証し」などがあり、神学校生活の一端を体験することができる。
学部4年生の夏期伝道実習で、愛媛県新居浜市にある在日大韓基督教会の新居浜グレース教会にお世話になりました。夏期伝の一番の収穫は、「牧会」について具体的なイメージを掴みかけてきたことです。例えば、この教会では、日曜日と水曜日以外、毎晩30分ほどの讃美礼拝があります。牧師による開会と閉会のお祈りの合間に、讃美歌を数曲歌うといったシンプルなものですが、出席者は「一人では毎日祈りの時間を持つことは難しいけれど、教
会に来れば歌を通して祈ることができる。それが恵みだ」と、とても楽しみにしています。このように、教会が生活の一部となるような「牧会」の在り方を見習いたいと思いました。また、4週間の実習中に、主日礼拝で2 回、教会学校で4回、説教を担当しました。説教準備を通して、自分の学びが、まだまだ足りないことを痛感すると同時に、神学校で何のために勉強するのかが明確になりました。今は、もっと集中して学び、成長したいと思っています。