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●神の実践に参加するために
実践神学とは、もともと「牧者の学」「司牧学」と呼ばれていました。現在は「神の実践」すなわち「神の救済行動」を主題とすることを明確にするために「実践神学」と呼んでいます。牧師のつとめは、生きて働かれる「神の実践」に参加させていただくことです。「神の実践」とは「神の救済の御わざ」です。神の救済行動の中で人間が神の道具として用いられるために「説教学」「礼拝学」「牧会学」「キリスト教教育学」「教会の法と制度」の学びが必要になります。
●召命と自己吟味の課題も
神が主導権をとってくださる時、人間が<牧者・羊飼い>としてたてられ、神に用いられる奇跡がおこります。一人の人間が<牧師>とされる「神の召命」について学び、自己吟味する課題も「実践神学」の重要な学びのひとつです。
略歴:米ウェスターン神学大学大学院博士課程卒(牧会学博士)。米国改革派教会正教師(現在、日本基督教団への宣教師)。2002年着任、現在、教授。
研究・関心領域:学生の相談を受けるパストラル・ケア・センターの室長です。「臨床牧会教育」を担当し、受講者が自らの個人的な課題を把握することを通し、より有能な牧会者になることが目的です。
主な担当科目:牧会心理学、臨床牧会教育など。 |
略歴:1997年東神大大学院卒。独ハイデルベルク大学神学部博士課程卒(神学博士)。日本基督教団正教師。2008年着任、現在、准教授。
研究・関心領域:説教学、教会建設論など。宗教改革者は教会を「御言葉の創造物」と呼びました。説教が教会を建設するとはどういうことかを、改めて探求しています。そこから教会のあらゆる営みへと課題が広がります。
主な担当科目:実践神学概論、説教学入門など。 |
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略歴:1970年東神大大学卒(神学修士)。独ハイデルベルク大学留学。日本基督教団正教師。1986年着任、現在、教授。
研究・関心領域:研究領域は説教学、礼拝学、牧会学、教会法など日本における伝道と教会建設に取り組む実践神学。担当科目は、説教学演習、礼拝学演習、牧会学演習、日本伝道論演習など。
主な担当科目:実践神学概論、説教学演習など。
略歴:1974年東神大大学院卒。監理教神学大学研修。韓国イエス教長老会神学大学大学院修了。独テュービンゲン大学神学部博士課程卒(神学博士)。在日大韓基督教会正教師(現在、日本基督教団への宣教師)。1994年着任、現在、教授。
研究・関心領域:キリスト教教育、新約神学、アジア・キリスト教伝道学。
主な担当科目:キリスト教教育概論、アジア伝道論演習、キリスト教教育特講など。
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