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●教養学を中心に、倫理学、弁証学をも含む
組織神学は、神の恵みの真理をできる限り深く、責任的に証言しようとする学問です。聖書の証言に基づき、神の啓示により、神とその御業を語る「教義学」、教会とキリスト者の具体的な生活の道を探求する「倫理学」、人間、歴史、文明の文脈で福音の真理を語る「弁証学」が含まれます。組織神学は、それら相互の関連をもって一貫した整合的道筋を明らかにしようと努力します。
●現在の教会とキリスト者を支える
神学は人間の業ですから、誰が試みた神学も完全ではありません。“ より深く、より明らかに” 神の真理に応えようと試み続けられるものです。そのようにして人類に「世の光」として神の真理を伝え、教会とキリスト者に仕え、神の聖名を讃美します。組織神学は素晴らしい学問です。
略歴:1979年東神大大学院卒。独ハイデルベルク大学、神学部博士課程卒(神学博士)。日本基督教団正教師。1987年着任、現在、教授。
研究・関心領域:キリスト教組織神学(教義学、倫理学、弁証学)。現在『神学の小径I―啓示への問い』で、キリスト教信仰の新しい体系的考察に取り組んでいます。物語る教会を土台にした教会の教え(教理)の再構築です。
主な担当科目:組織神学、組織神学演習など。 |
略歴:1987年東神大大学院卒。英アバディーン大学神学部博士課程卒(哲学博士)。日本基督教団正教師。1998年着任、現在、教授。
研究・関心領域:教義学、特にカール・バルトの神学思想。キリスト教の信仰内容を体系的に関連づけたり、現代社会とキリスト教との関係を考える分野が専門です。「ミステリとキリスト教」ということさえ扱えます!
主な担当科目:神学通論、組織神学、組織神学演習など。 |
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略歴:1970年東神大大学院卒。独テュービンゲン大学神学部博士課程卒(神学博士)。日本基督教団正教師。1978年に着任し、現在、教授。
研究・関心領域:教義学の関心として拙著『啓示と三位一体』に続く「贖罪論とその周辺」に、また同じく『キリスト教倫理学』に続いて、人間、歴史、文明の文脈における「キリスト教弁証学」を著述することに関心を持っています。
主な担当科目:組織神学(教義学)、組織神学特講など。
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