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●歴史神学/教会史とは
歴史神学/ 教会史とは、歴史学という学問的ファインダーを覗き、例えれば2000 年にわたり世界史道路を走行してきたキリスト教諸教会バスの信仰的活動の歩みと、それらの信仰・実践の総資産を撮影し点検する学科です。それによって、現代教会の今後の形成のために具体的な諸指針を学ぶためです。
●古代から宗教改革を経て現代まで
学部では、古代から現代日本までの教会の歩みを辿る教会史I 〜 V、教理史(選択)、世界と日本の宗教史、ラテン語(選択)などを学びます。大学院では、古代から現代までの欧米、日本の教会の教理史、神学思想史、霊的生活史などの科目が開講され、学部での学びが更に深められるようコースが用意されています。
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略歴:1977年東神大大学院卒。米シカゴ大学神学部博士課程卒(哲学博士)。日本基督教団正教師。1993年着任、現在、教授。
研究・関心領域:19世紀アメリカ神学思想史、19世紀日本プロテスタント神学思想史など。2009年に『二つの福音は波濤を越えて』を出版しました。霊的生活史では、三位一体の神の像とその回復を主題とし、学びを続けています。
主な担当科目:教会史、教会史特講など。
略歴:英エディンバラ大学神学部卒。1983年東神大大学院修士課程卒(神学修士)。日本基督教団正教師。1996年着任、現在、教授。
研究・関心領域:古代教会史、教父学など。古代の教会史・教理史の研究をしています。4世紀の正統と異端の論争、教理と礼拝や霊性との関係、キリスト論や三一論の形成など。主著に『アタナシオス神学の研究』があります。
主な担当科目:教会史、教理史演習など。
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