略歴：1970年東神大大学院卒（神学修士）。独ハイデルベルク大学留学。日本基督教団正教師。1986年以来、東神大で教え、現在、教授。
研究・関心領域：研究領域は説教学、礼拝学、牧会学、教会法など日本における伝道と教会建設に取り組む実践神学。担当科目は、説教学演習、礼拝学演習、牧会学演習、日本伝道論演習など。

略歴：1974年東神大大学院卒。韓国イエス教長老会神学大学大学院修了。独テュービンゲン大学神学部博士課程卒（神学博士）。在日大韓基督教会正教師（現在、日本基督教団への宣教師）。1994年以来、東神大で教え、現在、教授。
研究・関心領域：キリスト教教育、新約神学、アジア・キリスト教伝道学。キリスト教教育分野では教会教育、学校教育、家庭教育、公教育との関係の共著書が多数。新約神学分野では『パウロの生涯と神学』の近著があり、アジア伝道論では研修旅行も行っています。

略歴：米ウェスタン神学大学博士課程卒（牧会学博士）。米国改革派教会正教師。（現在、日本基督教団への宣教師）。2002年以来、東神大で教え、現在、教授。
研究・関心領域：臨床牧会教育など。「臨床牧会教育」の目的は受講者が自らの個人的な課題を把握することを通し、より有能な牧会者になることです。「ヘルパー信仰告白」を研究し、キリスト者として人権を大切にすることに努力しています。

略歴：1997年東神大大学院卒。独ハイデルベルク大学神学部博士課程卒（神学博士）。日本基督教団正教師。2008年以来、東神大で教え、現在、常任講師。
研究・関心領域：説教学、教会建設論など。宗教改革者は教会を「御言葉の創造物」と呼びました。説教が建設するとはどういうことかを、改めて探求しています。そこから教会のあらゆる営みへと課題が広がります。

神学の４つの専門分野　「実践神学」　カリキュラムの紹介　

牧師になるための実践的な学び

●神の実践に参加するために

　実践神学とは、もともと「牧者の学」「牧会学」と呼ばれていました。現在は「神の実践」すなわち「神の救済行動」を主題とすることを明確にするために「実践神学」と呼んでいます。「実践神学」を「牧師学」すなわち牧者になるための学びとしてとらえることもできます。牧師のつとめは、生きて働かれる「神の実践」に参加させていただくことです。「神の実践」とは「神の救済の御わざ」です。神の救済行動の中で人間が神の道具として用いられるために「説教学」「礼拝学」「牧会学」「キリスト教教育学」「教会の法と制度」の学びが必要になります。

●召命と自己吟味の課題も

　神が主導権をとってくださるとき、土の器である人間が＜牧者・羊飼い＞としてたてられ、神に用いられる奇跡がおこります。一人のキリスト者が＜牧師＞とされ、＜聖霊の器＞とされる「神の召命」について学び、自己吟味する課題も「実践神学」の重要な学びのひとつです。

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