神学の4つの専門分野 「歴史神学」 カリキュラムの紹介
2000年の諸教会の歴史を学ぶ
●歴史神学/教会史とは
歴史神学/教会史とは、歴史学という学問的ファインダーを覗き、たとえれば2000年にわたり世界史道路を走行してきたキリスト諸教会バスの信仰的活動の歩みと、それらの信仰・実践の総資産を撮影し点検する学科です。それによって、現代教会の今後の形成のために具体的な諸指針を学ぶためです。
●古代から宗教改革を経て現代まで
学部では、古代から現代日本までの教会の歩みを辿る教会史T-X、教理史(選択)、世界と日本の宗教史、ラテン語(選択)などを学びます。大学院では、古代から現代までの欧米、日本の教会の教理史、神学思想史、霊的生活史などの科目が開講され、学部での学びがさらに深められるようコースが用意されています。
だから、歴史神学を学ぶ意味は、牧師、教務教師志願のみなさんが、いわば将来、教会バス、学校バスに乗って開始する運転活動に欠かせない専門知識、諸バスの運転情報、道路地図、カーナビ情報等を蓄積し、熟練した「道路運転士」となるための学びのひとつです。