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大学案内2010/東神大生の1年
(情報はすべて2010年度のものです)PDF14 PDF15

東神大の寮へようこそ!

大学院1年 羽島 健司

 東京神学大学そのものが、多様な背景を持った多様な年齢層の神学生の集う学校ですが、学生寮の一番の魅力は、そうしたいろいろな魅力を持った兄弟姉妹と、日常生活の中で直にふれあうことができる、ということでしょう。

 たとえば、男子寮には、ちょっとした銭湯のような風呂があるのですが、そこに何人かが集まると、他愛のない会話だけではなく、神学的な議論まで交わされます。また、聞くところによると、女子寮ではルームメイトと食事を共にしたり、互いに個人的な相談をしたりして、交わりを深めているそうです。

 そして、それらの交わりの中心には、これも当然ながら神さまがおられます。授業のある日の朝に必ず持たれる寮拝では、寮生が持ち回りで奨励を担当し、御言葉に聞き祈りを合わせることから一日を始めています。主にある交わりこそが、学生寮の醍醐味と言えるでしょう。

祈りあい、
助け合う「クラス」

学部4年 益 敏(ます とし)

 私たち学部4年生のクラスは、33名という少人数ながら年齢差はなんと55才!しかも、学歴、職歴、性格、賜物・・・多種多様。「世の無学な者、無力な者」であることを自覚しつつも「私について来なさい」というイエスの御声によって集められた仲間です。

 クラス全員が顔を合わせるのは週1回のクラス祈祷会のみですが、祈り合ったからには助け合うのが神学生ルール。宿題、テスト、レポート作成・・・多く賜物を与えられた者は多くも用いられる恵みにあずかっています。共に祈り、共に学び、そして共にに食することを大切に、主の派遣の日に備えています。

愛すること、祈ることを
学ぶ 教会生活

 大学院2年 梅實(うめざね)淳一

 神大生は、大学での学びと並行して1年を通して教会に仕えます。私の場合、出身教会と現在の出席教会は同じなのですが、神学生になって変わったことのひとつに、「梅實神学生」と呼ばれるようになったことが挙げられます。そして自分中にも「梅實さん」だったときとは違う責任感が生まれてきました。例えば、教会学校教師などこれまでと同じ奉仕でも「自分は神の働きに参与しているんだ。そのために、召され、立たされているんだ」という気持ちを強く感じるようになりました。ですから、自分勝手なことはできません。何が正しいことか、自然と祈り求めるようになりました。

 また、神学生は、教会員の方々から本当によく祈られるようになります。教会の祈祷会や、個人の祈りの中に入れていただくのは、とてもうれしい経験です。一方自分自身を省みると、単なる一教会員だったときは、他の信徒の方々のことを本気で考えることは、正直、あまりありませんでした。でも今は、教会員の方一人ひとりの顔を思い浮かべて祈っています。教会生活では、まごころを持つこと、愛すること、祈ることを学びます。

 

東京神学大学の1年

 
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