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大学案内2013/EDUCATIONAL CHARACTERISTICS PDF
 

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全員が伝道者を目指す召命共同体

 東京神学大学の学生は自らの学びの場をしばしば “召命共同体”と称します。これは、学生も教師も神の呼び出しに応えるために、常に自らの召命を神の前に問いつつ、授業と研究はもちろん、毎日の礼拝やクラスごとの祈祷会を通して、生きた神学の研鑽に励んでいるからです。そのため入学に際しては、自分が神から召されているか、つまり“召命”が厳しく問われます。学びへの興味、意欲だけでなく、福音の伝道者として神に召されているのか。キリストの血を代価として罪から買い取られたことを心に刻み、これまでの自分を捨て去って主イエス・キリストに献身する決意があるかどうかという問いです。伝道者を目指して神学を追求するには、学問を究める理性と神と向き合う霊性がひとつになることが大切だからです。

教会による教会のための合同神学校

  東京神学大学は、1949年に日本基督教団立の新制大学としてスタートしました。しかし、そこに至るまでの歴史は古く、明治初期のブラウン塾に端を発し、多くのプロテスタント諸教派の神学校が合流してできた合同神学校(ユニオン・セミナリー)です。神学教育機関として各神学校の伝統を引き継ぎつつ、日本のプロテスタント諸教会が総力を注いで育んだ高度な神学教育を提供しています。
「教会による、教会のための大学」と呼ばれるのは、卒業生の大半が教会に仕える伝道者となるからです。このため、神学生の必要経費の約半分は全国各地の教会からの献金で支えられています。

教会だけでなくキリスト教学校を通して伝道する

  キリスト教学校に派遣されて若い魂に福音を語ることも、“伝道者”や“牧師”の働きです。本学の大切な使命の一つとして、プロテスタントのキリスト教主義中学校、高等学校における宗教科・聖書科の教師(教務教師)を養成することも挙げられます。本学では、通常の神学教育プログラムと並行して教育職員免許状取得のための課程があり、これまでも多くの教師を送り出してきました。彼らの学校での働きの中からも、次世代を担う多くの受洗者、献身者が起こされています。

東京神学大学の6年間

学部1年からは6年間、学部3年からは4年間

 キリスト教の伝道者として整えられるためには、充実した学びが必要です。本学では、学部から大学院までを一貫した神学教育プログラムとして提供しています。このため、ほとんどの学生が、学部1年から入学した場合は、学部4年間と大学院2年間の計6年間、学部3年から編入学した場合(大学卒業者の場合)は、学部2年間と大学院2年間の計4年間かけて神学を学びます。

教育職員免許状(宗教)の取得が可能

 本学の教職課程は1954年に設けられ、今日まで多くの 優れた聖書科教師を輩出してきました。免許状は、教会付 属幼稚園の園長となる際にも有効に用いられています。さ らに、免許状を取得した卒業生の多くは、教会と良い関係 を築き上げ、伝道に貢献するだけでなく、キリスト教教育 を通して、公教育にも貢献してきました。本学の教職課程 は、キリスト教主義学校において教育と伝道の業に励みつ つ、建学の精神を実質的に担う教師を養成することを目標 としています。

  •  中学校教諭一種免許状(宗教)
  •  高等学校教諭一種免許状(宗教)
  •  中学校教諭専修免許状(宗教)
  •  高等学校教諭専修免許状(宗教)

神学の学びと教会生活の両方で伝道者として整えられる

 本学は「神学校と教会は車の両輪である」という理念を掲 げています。そのため神学生にとって教会生活は、大学で の学びと並行する重要なものです。神学生はそれぞれの出 席教会の礼拝に加わり、奉仕し、交わりの時を持ちつつ、 牧師の指導のもと、教会に仕えることを学びます。さらに、 神学校のプログラムとして学部4年次、大学院1年次に「夏 期伝道実習」があり、全国各地の教会に遣わされて約4週 間の伝道実習を体験します。

博士課程後期課程に長期履修学生制度を新設

 長期履修学生制度は、博士課程前期課程を修了し、後期課程に進学する方々のために、2012年度に設けられました。標準修業年限(3年)を超え、一定の期間にわたり計画的に後期 課程での学び・研究をすることができ、牧師や教務教師として在職のまま博士の学位取得を目指すことが可能です。

開かれた一般時間

 火曜日午前10時半からの一般時間には、外部から著名な講 師を招いての講演会、本学の教員によるフォーラム、さらに は学生会の総会や懇談会など、年間を通じて多彩なプログラ ムが計画されています。全学生か、神学と諸学の学び、学生 生活を共有する貴重なひとときです

 

その他の特徴

神学専門図書館

  東京神学大学の神学専門図書館は、古今東西のキリスト教文献およそ10万冊(洋書約6万冊、和漢書など約4万冊)を収蔵し、学内のみならず、学外の研究者にも広く利用されています。


徹底した少人数

  学部および大学院の在籍学生数は120名前後で、教師と学生の比率はおよそ1:9。この恵まれた環境の中で、教師と学生はお互いに深く知り合い、交わりながら共に学びます。


留学生

 全学生のうち約10%が留学生で、韓国と中国の出身者が多くを占めます。[母国だけでなく、日本で伝道したい]と いう彼らの熱意は、日本人学生にも大きな刺激となっています。


図書館

本棚

授業


裏表紙

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リレーエッセイ

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