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組織神学
 
組織神学I
 キリスト教教義学の概説。序説(啓示・聖書・教義)、神論(神の本質と属性・三位一体論・神の意志)、創造論(創造・摂理・人間・罪)、キリスト論(イエス・キリストの人格と業)、聖霊とキリスト教的生活(新生・義認・聖化)、教会論(教会の本質と務め・教会の標識)、終末論(再臨・最後の審判・復活・永遠の生命、神の国)といった項目を学んでいく。

組織神学II
 キリスト教倫理学の概説。主な項目としては、キリスト教倫理の本質と課題、キリスト教倫理と一般倫理との関係、キリスト教倫理の諸類型、キリスト教倫理の基礎資料といった概論的なものがある。さらに、性と結婚の問題、医療倫理、戦争と暴力、政治(特にデモクラシーの問題)、経済、環境問題などの個別的・具体的な問題についても、従来の議論を参照しつつ論じていく。

組織神学III

 古典的な分け方によれば、キリスト教弁証学に当たるもの。多様な神学問題を扱いうる科目であるが、主な項目としては、信仰と理性、信仰と自然科学、無神論、世俗化、宗教の神学(キリスト教の立場から見た諸宗教の本質と意義)、日本の神学(キリスト教の立場から見た日本人の特質や宗教性の問題)などを挙げることができる。こうした諸問題について、過去の議論を参考にしながら学んでいく。
   
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