「伝道と神学」発刊の辞
本学の神学・出版委員会では、13号を数えた本学総合研究所刊行『紀要』の名称を改め、今年度より『伝道と神学』という新名称で本誌を刊行することにしました。『神学』とならび、神学的にも志の上でも教会と神学大学をかたく結ぶきずなとなるよう願いをこめつつ。
また、本誌の顔として淡い紅色(くれないいろ)の表紙を選びました。その理由はこうです。1.十字架上でのキリストの中の血の贖いをあまねく告げ知らせ、2.聖餐のカップに注がれたぶどう酒にあずかり、3.日本とアジア伝道、世界伝道への熱き思いをハートに燃え立たせる.私たちの霊的生活を養うこれら三位一体の結合を指し示すシンボル・カラーとして。
本誌の新たな出発をお祝いしてくださるかのように、教会関係の牧師方、学長はじめ神学大学内外の関係者の皆さん、韓国からのゲスト・スピーカーなど大勢の執筆者から、洞察に富む力作論文や諸集会の講演記録をご寄稿いただきました。感謝に絶えません。どうか、今後とも本誌のシンボル・カラーに示された神学思想と実践において教会と神学大学がいよいよかたく結ばれ、世界伝道と健やかな教会形成に資することができますように祈っております。
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